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【額】絶好調(2019年作品)
¥49,500
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 調子を聞かれたとき口癖のように「絶好調です」と答えるようにすると、そんな日々になりそうですね。〝未来は自分が発した言葉で作られる“と信じて。 2019年8月12日 作品 21×22cm 額装 35×36㎝
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【掛軸】七夕の夜に(2024年作品)
¥88,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 孫星 頭刺玉之 嬬戀 亂祁良志 此川瀬尓 (間人宿禰(はしひとのすくね)『萬葉集』 巻第九 1686) 2024年7月7日 作品 49×38cm 掛軸 126×50cm 彦星(ひこほし)の かざしの玉し 妻(つま)恋(ごい)ひに 乱れにけらし この川の瀬に 天上の彦星が 髪飾りに着けている玉が 妻恋しさに 乱れ落ちているらしい この川の瀬に やっぱりこれは、七夕の夜に書きたい歌。 表具は天の川を連想する生地で。
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【未表装】酔古堂剣掃中語(2025年作品)
¥33,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます ○芸術新聞社『墨293号(2025年3,4月号)』掲載作の第2作品です【未表装特価】 【出典】 酔古堂剣掃 2025年1月21日(47歳最後の作) 138×35㎝ 【訓読】 竹風一陣 茶竈の疎烟を飄颺し 梅月半湾 書牕の残雪に掩映す 茶竈(さそう) 飄颺(ひょうよう) 掩映(えんえい) 【訳】 一陣の微風が、竹林に吹き入ってはザワザワと音を起こし、茶を煮るかまどから吹き上げるまばらな煙を翻しては、あるか無いかの風の姿を人に感じさせる。 また、庭前の梅花を照らす月の光が、書斎の窓辺に消え残った雪に半湾のような形を映していて、まるでそこに月が宿ったかのようである。
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【掛軸】やさしいね(2024年作品)
¥66,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます やさしいね 2024年3月27日 作品 42×34cm 掛軸 120×45cm 拓本会を主宰する先生にいただいた一枚に 余白の感覚を研ぎ澄まして書きました。 こんな風に言われたらうれしいし こう伝えたくなるような人が 身近にいるのもうれしいですね
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【掛軸】風遼氣爽(2024年作品)
¥77,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 風遼氣爽 (陸機) 2024年8月4日朝 作品 47×16cm 掛軸 123×31cm 風遼(はる)かに 気爽やかなり 風が遠くから吹き寄せ 大気は爽やかである 秋の気配をいう。 書で涼しげな気分を味わいたい!といって見つけた言葉です。 淡いブルーの紙に細身の行書で。
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【掛軸】紅葉(2024年作品)
¥88,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 林間暖酒燒紅葉 (白居易) 林間に酒を暖めんとて紅葉を焼く 2024年7月20日 作品 34×50cm 掛軸 130×62cm 紅葉の季節の詩文を探していたらこんなエピソードに出会いました。 『平家物語』巻六「紅葉」の中で、高倉天皇が大切にしていた紅葉の枝を下役人が切ってしまった時、天皇は微笑んで 「白居易のあの一句を誰が教えてあげたのか」 と言ってお咎めはなかったという、その一句がこれです
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【掛軸】奈良の都(2024年作品)
¥66,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます あをによし奈良の都に咲く花の 薫(にほ)ふがごとく今盛りなり (小野老 『萬葉集』巻第三 328) 2024年8月6日 作品 42×41cm 掛軸 120×53cm 奈良の都は 咲き誇る花の色香が匂い映えるように、 今、ちょうどまっ盛りだ。
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【額】空華(2024年作品)
¥88,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 一翳在眼 空華亂墜 (景徳傳燈録) 一翳 眼(まなこ)に在れば 空華(くうげ) 乱墜す 2024年1月9日 作品 37×77cm 額 47×85cm 迷いがあると、心が乱れて目の前がかすんでしまい 正しい認識を得ることができないということ。
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【掛軸】三日月(2024年作品)
¥55,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 三日月 〜白居易「暮江吟」より〜 2024年4月23日 47歳 作品 38.5×19.5㎝ 掛軸 113×27㎝ 可憐九月初三夜 露似真珠月似弓 憐れむべし九月初三の夜 露は真珠に似て月は弓に似たり なんと美しい九月三日の夜の河 露は真珠のように輝き 月は弓のように山の端にかかっている
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【掛軸】葉葉起清風(2019年作品)
¥55,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 葉葉起清風 (『虚堂録』) 2019年3月 作品 84×23cm 掛軸 152×35cm 葉葉 清風を起こす ミチコは、床の間の掛け軸の流れるような墨の文字と、向かいの長押の上の額を見ていた。 「……読めないよ」 そこへちょうど入ってきた「武田のおばさん」が、私たちの視線の先を見てにっこりとした。 「こっちの額は、『日日是好日』と書いてあるの。……それから、今日の掛け軸はね、『葉々、清風を起こす』。新緑の季節だし、若いあなたたちにぴったりじゃない?」 (森下典子『日日是好日』新潮文庫P.31)
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【横披】臨伏波神祠詩巻(2024年作品)
¥66,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 臨 黄庭堅書 「劉禹錫『経伏波神祠詩」 2023年11月8日 作品 35×122cm 横披 47×158cm 伏波神祠詩巻は学生時代に黄庭堅に傾倒するきっかけとなった古典で、特に、この冒頭7行は19歳の時に270×630cmの超大作にしたので思い入れの強い字です。昨秋、当教室の「大人の遠足」で行った根津美術館で実物をじっくり鑑賞。大阪に帰って感動冷めやらぬその日のうちに書いた一枚がこれです。
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【掛軸】梅迎臘(2024年作品)
¥55,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 四君子-四部作-より 【冬の梅】 梅迎臘 梅 臘(ろう)を迎(むか)う 2024年8月7日 作品 37×23cm 掛軸 96×32cm 梅が十二月に花を咲かせること 【四君子】しくんし ↓ 蘭竹菊梅の4種を 草木の中の君子として称えた言葉。 蘭は、ほのかな香りと気品を備え 竹は、青々としてまっすぐ空に向かい 菊は、晩秋の寒さの中で鮮やかに咲き 梅は、雪中で最初に花を咲かせる強さがある
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【掛軸】野竹 青霄に上る(2024年作品)
¥55,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 四君子 -四部作-より 【夏の竹】野竹 青霄に上る 2024年8月7日 作品 38×28cm 掛軸 96×38cm 野に生える竹は青空を突き刺すように高く伸びている 【四君子】しくんし ↓ 蘭竹菊梅の4種を 草木の中の君子として称えた言葉。 蘭は、ほのかな香りと気品を備え 竹は、青々としてまっすぐ空に向かい 菊は、晩秋の寒さの中で鮮やかに咲き 梅は、雪中で最初に花を咲かせる強さがある
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【掛軸】蘭飛馨(2024年作品)
¥55,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 四君子 -四部作-より 【春の蘭】蘭飛馨 2024年8月7日 作品 34×30cm 掛軸 96×41cm 蘭 馨を飛ばす 蘭の花が 薫り高い花気を 周り一面に放っている 【四君子】しくんし ↓ 蘭竹菊梅の4種を 草木の中の君子として称えた言葉。 蘭は、ほのかな香りと気品を備え 竹は、青々としてまっすぐ空に向かい 菊は、晩秋の寒さの中で鮮やかに咲き 梅は、雪中で最初に花を咲かせる強さがある
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【掛軸2本】徐行縦観(2023年作品)
¥132,000
SOLD OUT
○表示価格の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます 徐行踏斷流水聲 縦觀冩出飛禽迹 (雲門文偃) 徐(おもむろ)に行(ゆ)いて踏断す流水の声 縦(ほしいまま)に観て写し出す飛禽の迹(あと) 2023年8月4日 作品 109×21cm×2 ゆっくりと歩いて行くと流れる水の音が聞こえ、 思うままに見上げると鳥の飛んでゆく跡が空中にはっきりと写し出されている。 この言葉に亡師との思い出が蘇ります。 私が三十代の頃だったか、せっかちな私の作品を見て先生が「きょろきょろしたりしてのんびり歩いたらええねん」と。そんな気分で書きたい言葉です。はじめ丸みのある楷書作品を思い描いてスタートしましたが、途中「行」をこう書いてみてから徐々に隷書らしき字も入っていきました。「観」の中のハートマークは、書き上げた後に気づいた偶然。
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【掛軸】得錦字(2024年作品)
¥121,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます ◯作品の発送は2月15日以降となります 客有自梁苑 手攜五色魚 開魚得錦字 歸問我何如 江山雖阻道 意合不爲殊 (李白) 客有り梁苑自りし 手に五色の魚を携う 魚を開きて錦字(きんじ)を得たり 帰って我が何如と問う 江山道を阻(へだ)つと雖も 意合(がっ)して殊なれりと為さず 2024年8月30日 作品 144×50cm 掛軸 207×67cm 知人が梁苑から来て一通の手紙を携えている そこで魚の形をしたその封を開くと 中には美しい字で書いた手紙があって いつ帰って来られるのですかと 聞いてくれている 山河で隔てられること千里 道が途中で断たれてしまっていても 心がピタリと合うとはこういうことなのだ
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【掛軸】光明皇后の歌二首(2024年作品)
¥132,000
○収益の一部を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます ◯作品の発送は2月15日以降となります 光明皇后御作歌二首 作品 154×30㎝×2 掛軸 217×78㎝ 2024年9月11日 47歳 奈良での二人展、締めの一点として光明皇后の筆跡に着想した作品を書きたいと思っていたところ、万葉集に収められた光明皇后の御歌二首に出会う。 それは・・・ 降る雪に寄せて夫を思慕するやさしく可憐な歌。遣唐使として海を渡る甥への愛情あふれる力強い歌。 皇后の自筆だとしたらどう書かれたかを想いつつ、最も使い慣れた兼毫筆を揮いました。 【万葉集 巻第八1658】 我が背子と〈我背兒与〉 ふたり見ませば〈二有見麻世波〉 いくばくか〈幾許香〉 この降る雪の〈此零雪之〉 嬉しくあらまし〈懽有麻思〉 我が夫の君と二人一緒に見ることができましたらどんなにか、この降り積もる雪が嬉しく思われるでしょうに。 【万葉集 巻第十九4240】 大船に〈大舶尓〉 真楫(まかぢ)しじ貫き〈真梶繁貫〉 この我子を〈此吾子乎〉 唐国へ遣る〈韓國邊遣〉 斎(いは)へ神たち〈伊波敝神多智〉 大船に舷の右にも左にも櫂をいっぱい取り付けてやり、このいとし子を唐国へ遣わします。守らせたたまえ、神たちよ。
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【裏打ち】陌上の桑(2024年作品)
¥35,000
《表示価格の10%を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます》 【裏打ち状態•一点限り】 裏打ち状態の作品です。巻いて筒状にして発送します 陌上の桑 228×53cm 2024年1月18日 46歳 第78回日本書芸院展 嫋嫋(じょうじょう)たり 陌上の桑 陌を蔭(おほ)ひ 復た 塘に垂る 長條 白日に映ず 細葉に鸝黄(りくおう)隠る 蚕(さん) 飢ゑて 妾(しょう)復た思ふ 涙を拭ひ 且つ 筐(きょう)を提(ひっさ)ぐ 故人 寧(なん)ぞ此(これ)を知らむ 離恨 人の腸(はらわた)を煎(に)る たおやかな路上の桑、それは路におおい被さったり池の水の上に垂れたり。長い小枝には太陽の光が映じ、細かな葉には鶯がかくれている。蚕は飢え、私は物を思い出し、涙をぬぐいながら筺(かご)を提げて出る。あの古馴染みの夫はこのことを知るはずもない。わかれている恨みは人の腸をにえくりかえさせる (『玉台新詠集』)
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【掛軸4幅】蘭亭集序(2019年作品)
¥200,000
《表示価格の10%を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます》 【1点限り】 蘭亭序の全文を書いた作品です 「蘭亭集序」2019 42歳 136×17×8 八かく書展出品作 (名古屋・電気文化会館) 8枚を4幅の掛軸に仕立てました。 4幅セットです。
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【掛軸4幅】陶淵明「形影神」(2022年作品)
¥250,000
《表示価格の10%を日本赤十字社の国内災害義援金へ寄付させていただきます》 【1点限り】 〜イメージは水族館〜 第62回(2022年度)璞社書展出品作 陶淵明「形影神」 2022年8月17日 本紙サイズ 174×53cm×4 掛軸4本セットです